晴れてたので10時過ぎからちょいとFreeMileで近所のスーパーまで買い物に出かけました。
自宅からおよそ400mの距離です。
往復800mですが、このくらいのちょっとした移動は自転車よりかなり楽です。
一応原付になるのでヘルメット必須で最高速度も30km/hというルールもありますが、気軽に町内移動する分にはかなり便利です。
車の通る主要な道路は極力避けているので速度も出して20km/h程度です。
道幅も軽自動車が鉢合わせした場合は片方がどこか近くの道の広まったところでかわすしかないほど狭いのでな。
役所や町で唯一のコンビニローソンまでがおよそ700m弱(往復1.5km弱)。
町内で最も遠いと思われる大昔に通ってた中学校までがおよそ1.2km(往復2.4km)ほどになります。
一番近い海水浴場までが3.9km(往復7.8km)。
海水浴場以外の町の主な施設はほぼほぼ1マイル(およそ1.6km)の範囲内に入りますね。
そして主に使用する道は町中ということもありアップダウンはそこまでありません。
逆にちょっとがたついてる感じがあるので、クッション性が重要になってきます。
FreeMile自体は前後サスペンションもまぁまぁしっかりしている上に、シート自体にもクッションがあるのであまり心配はしてません。
タイヤ自体も10インチ(一般的なバイクの10インチよりは小さいかな)あり、ブロックパターンのタイヤなのでよほどのクラックとか凸凹でもない限りつんのめるほどの自体は起きないかと思います。
まぁ、道路状況を見ながら気を付けて走ってますけどな。
しかし、タイヤサイズに関しては12インチ程度あったほうがたぶん安全かと思います。
これより小さくなると実用的ではないと思いますよ。
そしてパワーの方ですが、最大45km/h出るとのことですがこれは平地のきれいな道路での話ですよ。
買い物から帰ってから、自宅前から続く上り坂を試しに走ってみました。
この道を行くとこれまた大昔に通ってた幼稚園(今は介護関連施設)があるんだけど、そこまで間はかなり急な坂道になっていきます。
たぶん余裕で20度以上あると思うんだけど、果たして登れるのか。
結果から言うと無理でしたw。
あるところまで来るといくらアクセルをひねっても前に進みません。
モード2(最高30km/h)からモード3(最高45km/h)に切り替えても全く進みませんw。
まぁいくら出力を上げたとしてもこのFreeMileの最大出力は500W(0.5KW)です。
0.5KWは馬力に換算すると0.6馬力で1馬力にも届きませんよ。
そこいらを走ってる一般的な50ccの原付バイクの馬力はおよそ7馬力(スーパーカブでも3.7馬力)ほどあるので、いかに内燃機関エンジンにパワーがあるかと。
途中降りて坂道を押しながら登っていく横をスーパーカブの爺さんがさっそうと走り去っていきましたともw。
ちなみにスーパーカブの3.7馬力は電力換算でおよそ2.7KW(2700W)になるので、この時点でFreeMileの出力は1/5程度しかないです。
電動の場合いきなりモーターのトルクが最大にはなるので発進時の加速・トルク感はあるんですがそもそもの馬力が無いのでこの坂は到底上れないんですよ。
20度程度の登坂になるとモード3であっても最大2~30km/h出れば御の字みたいな感じですかね。
これは安全といえば安全なんだろうけど、見方によっては危険なのかもしれん。
そこいらの原付と同程度の動力を求めるのであれば最低でも原付2種相当の電動バイクでないといかんということになりますね。
私の場合は近場の移動限定なのでFreeMileで問題ありません。
さて、上ったので下らないといけませんよ。
まぁ下り坂に馬力は必要ないので普通に走れるんですが、問題はブレーキです。
なるべく30km/hを超えないようにするにはほぼブレーキかけっぱなしです。
前に乗ってた400ccのバイクであれば40km/h程度の速度でもこの坂は怖くなかったんですが、それはブレーキが効くこともあるけどエンジンブレーキの功績が大きいです。
電動モーターの場合エンジンブレーキは基本効きませんよ。
回生機能が付いてれば抵抗が出てある程度のエンブレのような感じにはなるかと思うけど、当然そんな機能は付いてないのでな。
一応前後ディスクブレーキではあるけど、まぁまぁ良い自転車についてるディスクブレーキと対して変わらんもんなので正直怖いです。
車重30kg+体重75kgでおよそ100kgちょいが30km/hで走ってるものを制動するほど強力なブレーキには思えないんですわ。
結論としてはやり平地であまり極端に上り下りのない道を走るものと思いますよ。
ちなみに電動の原付二種相当のバイクはこんな感じです。
https://lifewithmotorcycles.com/archives/9084
流石にこのクラスになるとかなり実用的な乗り物にはなります。
しかし問題になってくるのが重量とお値段です。
電動なのでもちろんバッテリーが必要になるんですが、バッテリーって重いんですよ。
今のところある程度の馬力と走行距離を稼ぐにはバッテリー容量を増やすしかなくて、そうなるとバッテリー自体大きく重くなりますよ。
それに伴い車体重量も当然重くなります。
そしてお値段なんですが、やはりバッテリー自体が高くついてしまいそれが本体価格にかかってきます。
こうしてみるとやはり電動の乗り物に関しては過度期であり、少なくともバッテリーの技術革新が進まないことには実用的ではないと思います。
昨今では電動自動車なんかもいろいろと話題になってますが、正直引く。
今の技術レベルではまだまだな感じしかしませんよ。
今のバッテリーではいくら急速充電であってもやはりガソリン車に比べたら全然ですし、そもそもそのバッテリーや電気を作る際にかなりのエネルギーが使用されているのでエコでもない。
電気自体の生成が現在の仕組みから核融合発電あたりに変わらない限りは全然かと思います。えぇ。
で、これは私見なんだけど、未だにタイヤとかプロペラとかどうなのかと。
せめて反重力制御とかできんもんかなぁと。
ふ☀
0 件のコメント:
コメントを投稿